古宮谷古墳群

古宮谷古墳群02

古宮谷1号墳
・宇陀市菟田野古市場に所在する5~6基からなる古宮谷古墳群の中の1基 。
・2001年、菟田野小学校建設に伴う発掘調査で発見 ⇒芳野川南西岸の舌状に伸びる尾根上に、直径約20mの円墳が築かれた ⇒円丘部の中央に、割竹形木棺と箱形木棺に2つの埋葬施設が設けられていた 。
・豊富な副葬品を埋葬した地域首長墓 ⇒刀剣類が8本(鉄刀4本・鉄剣4本)、鉄斧、刀子などの豊富な鉄製品 ⇒画文帯神獣鏡・面を棺内に副葬した事例は、宇陀地域では唯一 ⇒勾玉や管玉・臼玉を組み合わせた装身具類。
・前期古墳の基本的な副葬品が揃った点で、当時のヤマト政権と非常に密接な関係にあったことが推測できる。

古宮谷古墳群03
古宮谷古墳群01
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