入谷金兵衛の墓

入谷金兵衛の墓

吉野山を見わたせる地に入谷金兵衛の墓があります。今からおよそ650年前(1336年)、後醍醐天皇(南朝)は、鎌倉幕府の政治を嫌い、幕府を倒しました。このとき天皇を助けた足利尊氏は力を蓄えて、やがて天皇にそむきます。天皇はやむなく吉野山に朝廷を移し、一方の足利尊氏は別の天皇(北朝)をたて、世にいう南北朝の幕開けをむかえます。

このとき、南朝、後醍醐天皇の忠臣であった入谷金兵衛は御嶽山の山中、オウバイの地から吉野方面に「のろし」をあげて敵の動向を知らせたといいます。

入谷金兵衛の墓
入谷金兵衛の墓03
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